76歳の父と48歳の長女がふたり旅

今週は週始めの月・火でお休みをもらって、上京してました。

父におめでたいことがあって、東京で開催される行事に出席させてもらえることになりまして。

父の付き添いで、家族のなかから私が抜擢されました!

私がおぎゃーと生まれてから、48年間の人生で父とふたりで旅立つのは初めてです。

たぶんよそのご家庭でも、父と娘のふたりっきりで旅行いくことなんてめったにないんじゃないでしょうか。

父は27年の間、とあるお仕事を引き受けてやってました。

わたし、そのお仕事っててっきり報酬をもらってやってると思ってたんですけど、なんと無報酬でやってたとのこと。

自治会の役員みたいな感じでしょうか。

自分にメリットがあるのかはわからないけど、自分の自由時間をつぶして世間のためのお仕事をボランティアでやる。

知識や経験を積めるというメリットはあるかもしれないですけどね。

守秘義務をきっちり守ってた父は何も言わないので、仕事の詳しい中身は全然知らないです。

けど今回初めて質問してみたら、やっぱ大変だったということは想像できました。

その苦労を認めてもらえたということで、ほんとうによい日になりました。

それから、父と母はいつもけんかしてばかりで、実家で暮らしてた子ども時代からずっとですけど、実家で過ごすとしんどいなあと思うことがあります。

父は空気を読むのが苦手な人。

母は空気を読むってのは誰にでも当然にあるスキルと思ってるような人です。

価値観が違うというのか、空気を読むスキルのあるないのせいで、けんかしてばかり、気の合わない夫婦に見えるけど。

今回の旅行の間、父はしきりに「お母さんの内需の功だな」とか「お母さんが荷造りしてくれたからだな」とか母への感謝の言葉を言ってました。

母への感謝の気持ちは、これまでにも実家に帰ったとき聞いたことあるんですけど、「それ、本人に言った?」と聞くと毎回、言ったことはないという返事。

今回の旅行でも、「それ、ちゃんとお母さんに言ったらいいよー」って言いました。

いつか父が自分で母に伝えてくれるといいです。

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