被災した熊本城も見学

先週の熊本旅行のことを
もうちょっと記録しようと思います。
熊本に着いて、最初に熊本城に行きました。

被災して危険なところがあるため、
今はお城の近くまでは
立ち入ることはできません。


熊本城のお城って、
この写真に写っているうちふたつの
大天守と小天守の建物は、昭和の年代に
再建されたものなんだそうです。
この、再建された比較的新しい城守も、
てっぺんにあるはずのしゃちほこが
まるっきりなくなっているのも
遠くからでもわかります。

石垣がこのようになってるところは
ほんとにたくさんありました。
この石垣の外側のお堀は、
震災前は子どもたちの格好の遊び場で、
キャッチボールとかしている姿が
よくみられたんだそうです。
今はお堀は立ち入り禁止区域。

これは、石垣の石を移動してきて
仮置きしてあったところなんですが、
ひとつひとつに、
番号がふってあるんです。
その石を、もとあったところに直し、
復元するために。
復元には、45年かかるとか、
もっとかかるとか言われているそうです。
気の遠くなるような年数です。

熊本の人って、武将で城主の
加藤清正さんの功績を
すごく誇らしく思っていて、
その清正公の城趾が被災したことは
ショックだったろうなと。
熊本城を見た次の日は、
阿蘇山に行きました。
カルデラの中に街があるとか、
わたし全然知らずに行って、
写真じゃ全く伝わらないですが、
ほんとにその雄大さに驚きました。

阿蘇山に向かうまでの道のりでも、
被災した街を見ました。
友達も、震災の数日間は
やっぱり避難してたけど、今は元の生活で。
でも、その友達の話によると、
やはりまだ避難生活の方はおられて。
道路脇で炊き出しされているのも見えました。
このような光景を目にして、
何とも言えない気持ちになりました。
全く浅いことしか書けませんが、
1日も早い復興を願うばかりです。

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