ブログ更新をお休みしてた9月に、洋服の染め直しにチャレンジしました。染め直した服は2012年9月に購入してたこちらの半袖の綿ニット。下に長袖のTシャツとかも合わせられるので、夏の終わり〜春まで活躍してくれます。写真は2012年のブログ記事よりコピペ。
2012年ですからね。いま2017年でしょ。なんと購入から5年。お気に入りの服で、たくさんたくさん着ました。だけど、傷みが気になってこの1年は全く出番なしでした。
うちのお洋服はユニクロが幅をきかせてる中、こちらはビームスのもので、さすがファストファッションブランドと違って、自分がもってる服の中でもキラリと光る1枚なんですね。
もう着れそうになくて、サヨナラしなきゃね、と思ってた時、暮らしブロガーさんのところで洋服の染め直しをみて、これだ!と。だめでもあきらめがつくくらい気倒したぞーって思えたし、染め直しにチャレンジしてみました。
DYLONの染料と色止め剤はこれです。
ダイロンの繊維用染料には、今回使った「プレミアムダイ」のシリーズと「マルチ」のシリーズがあるみたい。「プレミアムダイ」だと、40℃の低温でも染まるのが良いところとか。「マルチ」だと、違うカラーを合わせて自分好みの色を出せるのが良いと。ブラックとネイビーを合わせて深いネイビーつくるとかね。ただ「マルチ」の方は染めるのにもっと高温のお湯を使う必要があるそう。
プレミアムダイ1袋で、Tシャツ2枚分染められるそうで、わたしの綿ニット1枚で1袋使ってちょうどいいくらいだったと思います。
[h2 text=’染め直し工程をざっくり’]
最初に染料を500mlのお湯でしっかり溶かしておいて、それからさらに6Lのお湯で溶かし、塩を入れて染料液をつくります。ただ、うちにあったバケツは容量5L。6Lのお湯は入れられない。服を入れてあふれないくらいまで、入る分だけのお湯を入れました。
40℃のお湯でいいそうだけど、給湯から出した60℃のお湯はそのうち冷めるし、低温で染まらなくなるのが心配で、60℃設定で蛇口から出てきたお湯を入れました。
染料液に服を入れて最初の15分まぜまぜ。そのあとは時々混ぜながら45分ほど。ムラにならないようにということですね。このとき、5Lしかないバケツでチャレンジしたことを後悔。やはりたっぷりの染料液のなかで、服がちゃんと広がって泳いでる感じで染めるのがいいかと思います。わたしは小さいバケツの中でやってたから、染め残しの部分がないかヒヤヒヤしながらやりました。もしも次回やることがあったら、大きいバケツを買いたいと思います。
洗面台のボウルの中ですべての作業をしましたけど、うちの洗面ボウルは染まってしまったりはしませんでした。この点は、よそのお宅だとわからないですけど。ポリバケツも染まってしまうことはありませんでした。
[h3 text=’すすぐ工程’]
何度も何度もバケツの水をすすぎました。 10回くらいはやったんじゃないかな。いや10回以上かな。洗濯機に色が付いちゃうのがこわくて、すすぎの間、脱水は洗濯機は使いませんでした。
[h3 text=’色止め剤’]
すすぎの水の色が透明に近づいたら、今度はカラーストップで色止めを。1袋で1kgの繊維の色止めに使えるらしいけど、わたしはこの1枚のニットだけに全部使っちゃいました。次回があるかわからないからね。
また、給湯から60℃のお湯をバケツに入れれるだけ入れて、カラーストップを溶かして、そこに染まったニットを浸けます。浸し時間は15分。また、ムラにらなないように時々まぜまぜ。それでまた水ですすぎます。
色止め剤のあと、すすぎの水がまた透明に近づくので、色止め剤の効果あるなーと思いました。それでこのときはじめて洗濯機で脱水。ニットなので1分ほど。そして陰干しです。
[h2 text=’見事に再生しました’]
ビフォーアフターはこんな感じ。
Before
After
写真では分かりにくいかもしれないけど、このニットの中心になるゲージのところの色褪せが、着古した感をかもしだしてたたんです。その、ゲージの凹凸のあるところもきれいに均一な色になったし。色合いは、もともと買った時の色とは違う色じゃああるけれど、でも似たような感じの風合いがでました!染め直しは大成功です(^O^)
見事に再生しまして、今もめでたく着ることができてます。あと2年くらいまだいけるかなーって思ってます。やったあ!
[h2 text=’ポリエステル素材の洋服は染められない’]
今回使ったこのダイロンの染料ですが、綿、麻などの自然素材じゃないと染まらず、ポリエステルの服は染まらないそうです。他にも着古して傷んでしまったけどけどあきらめられない、形がすてきなブラックのスカートあるんだけど、それは残念ながらポリエステル素材。ポリエステルでも復活させられる方法がないかなー。
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