iDeco(イデコ・確定拠出年金)手続き完了 節税額を計算してみた

税制面で優遇のある制度、
確定拠出年金の制度を利用しての
積立投資をしようと、
SBI証券に申し込みをしていましたが、
このたび手続きが完了しました〜。

2017年から、わたしも
この制度を利用できる対象になりました。

投資信託の商品をつかっての積立をするので、
運用益がマイナスになるリスクもありますが、
税制面で、どれだけ所得控除のメリットを
受けられるか、計算してみますと。

 

 

〜積立中の節税額の計算〜

わたしバージョンでの計算です。
毎月拠出する(積み立てる)額は
制度上MAXの12,000円にします。
非課税になる所得部分は、
12,000円×12ヶ月=年額144,000円…a
aの所得に対しては課税されないです。

わたしの収入だと所得税率は10%なので
所得税を節税できる年額は
a144,000円×10%=14,400円…b

住民税の所得割部分は、10%。
住民税を節税できる年額は
a144,000円×10%=14,400円…c

今後18年、同じようなサラリーマン生活を
ずっと続けていき、給与所得者のまま
60歳まで積み立てるなら
18年分の節税額は、
(b14,400円+c14,400円)×18年間=518,400円

というわけで、生涯節税額は52万円弱になります。
(あくまでわたしバージョンです)

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〜逆に支出が増えてしまう分の計算〜

次に、SBI証券で積み立てることによって
かかってくる手数料を計算すると、
初期手数料3,857円…ア

2017年3月まではキャンペーンがあって
SBI証券へ支払う手数料は無料。
国民年金基金へ支払う分が167円/月で
167円×3ヶ月=501円…イ

SBI証券だと、積立口座残高50万円未満は
324円/月の手数料がかかります。
毎月1万2千円しか積み立てられないから、
残高が50万円になるには、あと42ヶ月かかります。
それまでの間の手数料合計は
(167円+324円)×(42ヶ月ー3ヶ月)=19,149円…ウ

60歳までは18年、つまり216ヶ月あります。
残高50万円以上となる、42ヶ月目以降の
SBIへの手数料は無料となり、
また国民年金基金への167円/月だけになるので
この期間の手数料合計は
167円×(216ヶ月ー42ヶ月)=29,058円…エ

イデコの制度を利用して
積立を60歳まで続ければ、その手数料合計は
ア3,857円+イ501円+ウ19,149円+エ29,058円
=52,565円

というわけで生涯手数料支出額は5万3千円弱のハズです。
(これも、SBI証券の口座を使うことにした、
あくまでわたしバージョンの計算です)

ちなみに、SBI証券を選んだ理由は
前回のこちらの記事に書きました。
個人型確定拠出年金iDeCo 申し込みました

〜制度を利用した積立中の所得控除のお得額は〜

節税できた額から手数料を差し引くと、
節税額518,400円ー手数料支出52,565円
=465,835円

積立を続ける60歳までの間、
合計約46万円のメリットを受けられそうです。

積み立てていったものを
60歳以降、受け取る時になったら、
退職所得または公的年金所得として課税されますが、
給与所得として課税されるよりも
所得控除額が多くなりますので、
やっぱり有利になります。

60歳まであと18年しかないわたしでも
運用益のプラマイを外して考えたとき、
46万円くらい節約になりそう。

若いときに始めればもっと節約だし、
投資期間が長くなれば運用益も大きいだろうし。
投資は元本割れのリスクが…と心配する方なら
積立先を定期預金にすることもできますし。
お得な制度なので、
利用したほうがいいと思います♪

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