甲状腺癌治療経過① がんと診断されるまで

入院してた病室からの眺めはこんな感じ。もうすぐ術後2ヶ月になります。甲状腺全摘手術を受けたのは2019年11月のこと。

首の皮膚の表面を触ってみても感覚がなかったり、押さえてみると「押さえられたなー」とは分かるけどなんがビリビリしてたり。

そういう首の違和感はまだあって。

でも、皮膚感覚がなかった左耳のあたりとか、左の鎖骨の下あたりとか、「あっ、ふつうに感覚ある、感覚戻ってるみたい」と気づくことも。

まだ良くなる途上なんだ、これからまだ感覚は戻るんだ、って思えて嬉しいです(^o^)

自分の気持ちとしては、あっという間に終わってしまったがん治療。「あれば夢だったのか。。」ってくらい、しんどかったことを忘れそうになっていて。

忘れないように、経験したことなど残しておこうと思います。

乳がん健診で見つかる

会社の補助を使いながら、1年おきに人間ドックを、人間ドックを受けない年には、母親もかかってしまった子宮がん健診を受けていました。

2019年1月(会社では2018年度)に受けた人間ドックで、「次回はマンモグラフィのみでなく、乳腺エコーでも検査をするように」勧められていて、

今年度の検診は子宮がん健診だけじゃなく、乳がん健診もうけて、乳腺エコーも見てもらおうかな、って思いました。

9月17日 A病院にて乳がん健診

会社の福利厚生で受診できる、A病院で子宮がん健診&乳がん健診を受診。

マンモやエコーで診られる前に、まずは診察室へ。

その診察室に入って3分で、触診で甲状腺の気になるしこりを見つけられました。

こちらのA病院、乳腺を診る診療科では、甲状腺も診ておられるんですね。それで、乳がん健診の触診のときに、一緒に甲状腺の触診もしてもらえたみたいでした。

甲状腺がおかしいなんて、自分では全く自覚症状なし。

それに、お医者さんの触診だと自分でも「イテテ」ってなってしこりがあると分かるけど、

後になってから自分でまた、どこにしこりあったっけ?って探しても、場所がよく分からない。

それくらい、自分ではぜーんぜん分かりませんでした。

早めに精密検査に行くように勧められました。

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9月25日 B病院にて精密検査受診

精密検査を受けるのにB病院を選んだのは、職場からすっごく近かったから。

A病院も、車を持ってればそんなに遠くないですが、このときはまだ車がなくて、バスを乗り継いていくと1時間くらいかかっちゃう。

A病院も大病院だけど、B病院も大病院で、こちらは立地が職場から歩いて数分と、とってもアクセスが良くて好都合。

B病院では、受診する診療科は耳鼻科でした。

まず診察室へ。B病院の先生はわたしの検診結果を読むのと、わたしの話を聞いて、首を触ってみて下さるんですが

「うーん、どこでしょうね???痛かったのは、強めに押さえられたからなんですかね???」と言われる。

わたしも、この先生には押さえられてもぜーんぜん痛くない。

癌と診断されたあと、健診のA病院に出戻り転院することにしたんですけど、

もう初見で、この診察室にいる時点で、触診で探り当ててもらえないことに不安を覚えてました。

血液検査、レントゲン、超音波検査の診断

病院を予約してたのは9時、この日3つの検査をして、やっと14時頃まで待ってもう一度診察室へ行くと、

「甲状腺に腫瘍があります。詳しい検査をします」と先生。

まじかー、朝に首を触ってもらった時そんな感じじゃなかったじゃん!

っていう気持ちと

しゅ、腫瘍が???

っていう気持ちが混じり合い。それで、「腫瘍っていうのは、がん、ってことなんでしょうか?」って聞いたら、

立ち会ってくださっていた看護師さんの方から、「悪性か悪性じゃないかを、これから検査していきますからね」と声をかけてくださいました。

看護師さんの声が優しくて、ここで自分はちょっと落ち着きました。「そうか、悪性じゃないかもしれないんだな、まだ」って。

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9月26日〜10月16日 さらに3つの検査

9/26 CT検査、細針吸引生検

CTは、横になってドーム型の機械のなかをつつーと通って首の断面を撮影してもらう検査。これはだいたい寝てるだけで終了。

問題は針生検。

先生が直接してくれた検査でした。エコーで見ながら、腫瘍がある場所に向かって針を刺して、細胞を採取するという検査。

病院でもらった説明書によると、85%の精度で悪性かどうか、悪性ならなんの種類かということが分かるとのこと。

甲状腺と頸部リンパ節と、2箇所も刺されました。

普通の注射と同じ細い針ということなんですけど、細胞を取るというときはとっても痛くて、痛くて痛くて、いつもの迷走神経反射を起こしてしまいました。。。

血圧がヤバイくらい下がって、呼吸もスーハースーハーってなり、手が痺れてきて気が遠くなりそう、みたいな発作。

1時間はベッドで休ませてもらいました。あの検査は疲れたなー。

この針生検から2日間くらいは、首にちょっとした筋肉痛のような痛みを感じてました。

迷走神経反射で休んだ後、体調が戻って、帰るときに看護師さんから、「検査結果を聞きに来るときには、家族に同席してもらうことを検討してください」と言い渡されます。

ああー、これ手術が必要なやつだな、って悟りました。結果が悪性でも良性でも。

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10/16 MRI検査

CTに似てて、横になってドーム型のやつの中に入るような検査なんだけど、めっちゃすごい音がします。

できるだけ動かないようにと言われて、首がよく映るように、できるだけツバを飲むのも我慢してくださいと言われました。

20分くらいはうるさい中で横になってたような気がします。ちょっとうろ覚え。

10月17日 告知

車で1時間の実家から、母親に出てきてもらって結果説明のための受診。

結果は。。。

 

針生検の結果は甲状腺乳頭がん。左頸部リンパ節への転移あり。

遠隔転移がない場合には、ステージ1該当。

これから遠隔転移がないかを検査し、遠隔転移がなければ甲状腺全摘およびリンパ節郭清手術。11月1日に手術。

 

腫瘍ありと言い渡されてからだいぶ待たされているうちに、うちはがん家系だったし、私もがんなのかなーと少し覚悟もできてきて、この時はわりと落ち着いて聞いてたと思います。

今の私と同じ年齢で子宮がんにかかり、そこから治療して、見事に30年以上元気に暮らしてる、元がん患者の母がついててくれたことも大きかったです。

どっちかというと、9月に腫瘍があると言われてから、10/17の結果説明までの、先が見えないどっちつがず状態がいやだったかなー。

いろいろ終わってから振り返ると、この時や、手術の前なんかは精神的にはわりと大丈夫で、ほんとに大変だったのは手術後でした。

続きはまた時間のある時に書こうと思います。

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